こんにちはずみです!
当ブログでは皆様がそれぞれ最適で最高のカーライフを送れるように有益な情報を発信しています!
今回は初めて中古車を買うときに知っておきたい注意点とは?ということで後悔しないためのチェックポイントなどについて自分が今までに中古車を購入した経験と、自動車関係の仕事に務める知り合いからの情報をもとに解説していきたいと思います。
1、サイトで中古車を探す際のチェックポイント
2、実際に販売店で中古車を確認する際のチェックポイント
3、まとめ
サイトで中古車を探す際のチェックポイント
まずはスマートフォンやパソコンなどから中古車を探す際の注意点ついて説明していきます
自分がおすすめする中古車探しのサイトとして「カーセンサー」「グーネット」があります。カーセンサー・グーネットとは全国の中古車が簡単に検索可能なサイトとなっており、登録台数はどちらも50万台以上と日本トップの中古車検索サイトと言えます。どちらが優れているなどは特段なく、どちらのサイトにも同じ中古車が登録されていることも多いため、サイトのデザインの好みなどで選んでもいいでしょう。
ここからは欲しい車種が決まった状態であることを前提に、サイトで確認できるチェックポイントについて説明していきます。チェックポイントについては以下にまとめました。
・年式
・走行距離
・修復歴
・外観写真
・販売店の評価
・年式
年式とはその車が国内で登録された年、もしくは製造された年を表すものです。登録年月と製造年月はほとんど同じであることが多いため、基本的には登録年月を表している事が多いです。
年式が新しいほうが、新車に近く故障も少ないと言えるでしょう。しかし年式が新しくても過走行であったり、年式が新しいほうが値段も高くなりがちなため、車両価格が安い少し古い年式のものを修理して乗るほうが安いか、車両価格が高く新しい年式のものを修理せずに乗るのが安いか難しい選択となります。
こちらに関しては車種により様々な可能性があるため、調べてもわからないという方は自分のインスタグラムのDMでの相談も可能です。即返信できないこともありますができる限り皆様の助けになれればと思います。
また修理したほうが安上がりでも修理に費やす時間が勿体無いなど、値段以外の視点からも考えたほうが後悔せず自分に合ったカーライフを送れると思いますので色々な視点から検討を加速させましょう。
・走行距離
走行距離はその車が製造されてから走行した距離になります。中古車を選ぶにあたり走行距離を気にする方が一番多いのではないでしょうか。基本的に物は使えば使うだけガタが来て壊れますよね。もちろん自動車も同じですから基本的に走行距離が多い自動車ほど故障が出る可能性が高くなります。
基本的にという文字を太字にしたのは、走行距離が少なくても、年式が古かった場合、長い間放置されている自動車の可能性が高く、逆に故障が多くなるケースもあるからです。
上記とは逆に、年式が古く走行距離が多くても定期的に適切なメンテナンスされてきた車は故障しずらいというケースもあります。
こちらの判断基準としては、販売店に伺い、点検整備記録簿や実際に外観等を確認して判断するのが良いと思います。点検整備記録簿とは今までの点検整備の記録をまとめた書類で、販売店の方に言えば見せていただけると思います。年式が古い自動車ですと点検整備記録簿がない車両も多々あるため注意してください。
新車当時からの点検整備の記録がしっかりと残っている自動車は、とても良い状態である可能性が高いため点検整備記録簿の有無は購入検討の材料にすると良いでしょう。
初心者の方は年式が新しく、走行距離の少ない自動車を選ぶことをおすすめします。
・修復歴
修復歴とは、その自動車が過去に事故などで破損した際に修復をした過去の有無を記載したものとなります。結論から言うと初めての方は修復歴は無しのものを選びましょう。修復歴と言っても軽度なものから重度のものまでまとめて修復歴といい、修復されているとほぼ軽度、重度の見分けがつかず、遠い過去の事故の修復歴であるとそもそも販売店ですら詳細を知らないこともあるため、初めての方は修復歴無しを選ぶのが一番無難でしょう。
修復歴ありのメリットは値段が安いことしかないです。軽度の修復歴であれば良いですが、万が一重度の事故を起こして修復されていた場合、フレーム(自動車の骨組み)まで損傷しているとハンドルを真っ直ぐにしても真っ直ぐに進まないなど不具合が起こる可能性があるため注意しましょう。
また修復歴とは違いますが、冠水歴のある車は選ばないようにしましょう。
・外観写真
中古車サイトでまず見るのが外観の写真だと思います。外観等は実際に見にいくのが一番良いですが、中古車サイトの段階で厳選する際にはボディに凹みや傷はないか、錆はないか、内装は綺麗か、シートに破れはないか、ヘッドライトが曇っていないか、などを確認して、特に問題がなければ実際に販売店に見にいって確認すると良いでしょう。
・販売店の評価
中古車サイトでは、販売店の評価も見る事ができます。基本的にサイトに載っている販売店は優良な販売店が多いため、店の雰囲気が自分に合うか、購入だけでなくアフターサービスに関する口コミ等を確認すると良いと思います。
実際に販売店で中古車を確認する際のチェックポイント
続いては、中古車サイトから自分で良いと思った中古車を実際に販売店に確認しに行く際に押さえておくべきチェックポイントについて解説していきます。チェックポイントについては以下にまとめました。
※販売店に中古車を確認しに行く際は、必ずサイトに載っていた電話番号などから伺う旨を連絡してから向かうようにしてください
・外観
・ボンネットの中(エンジンなど)
・車内
・下回り
・窓ガラス
・トランクルームの中
・エンジンの始動性
・ドアの開閉
・オートウィンドウの動き
・ワイパーの動き
・パワーステアリングの動き
・灯火類(ライト、ウインカーなど)
・外観
外観は自動車を買うすべての方が一番気にするところだと思います。外観の確認方法は、中古車の周りをゆっくり一周してボディの凹みや傷などがないか確認してください。特に自動車の角はぶつけやすく、傷ついていることもよくあるため確認してください。軽微な傷に関しては購入するとサービスで綺麗にしてくれたりしますのでよく確認して、傷を見つけたら販売店の方に相談してみるといいでしょう。
またボディに錆を見つけたら警戒しましょう。見えているのは少しの錆でも塗装で隠してあり、実際はものすごく錆びている車両だったと言う話も耳にしました。
・ボンネットの中(エンジンなど)
続いてボンネットの中も確認しましょう。ボンネットの中には自動車の心臓とも言えるエンジンが入っています。エンジンは自動車において大切な機関の一つです。エンジンの調子が悪いと修理に数十万円かかる場合もあるので、この際にじっくり確認しましょう。
確認項目としては、まずはオイル漏れがないか確認しましょう。エンジン内には潤滑油が入っており、エンジンのガスケット(オイル漏れを防止するもの)が経年劣化しているとオイルが滲んでいたり、漏れていたりします。エンジンのガスケット交換にはエンジンを自動車から取り出し、エンジンを開けてガスケットを変える必要があるため修理費も高価になります。オイルの滲みや漏れを見つけたら販売店の方に相談しましょう。
タイミングベルトの交換履歴も確認しましょう。製造から10年前後、または走行距離が10万キロ前後の車両ですとタイミングベルトの寿命も近くなっています。タイミングベルトはゴム製で走行中に切れたりしてしまうとエンジンが動かせなくなり、レッカーは免れません。販売店の方に聞いてみるか、ボンネット内のどこかに交換した過去があれば記載してあるはずですので確認しましょう。
ラジエター周りの確認も大切です。ラジエターとはエンジンの冷却に必要な冷却水を冷やす機関です。ラジエターが傷ついていると、冷却水が漏れ出し、走行中にエンジンが冷やせずにオーバーヒートしてエンジンが停止または壊れてしまいます。ラジエター本体の確認とラジエターにつながっているゴムホース(冷却水をエンジンに送りラジエターに戻す配管)も確認しましょう。ゴムホースは手で触ってみて固くなっていればゴムが劣化し、交換した方が良い状態といえます。交換には3万円程度かかりますが走行中に切れてしまうとレッカー費用などで更なるお金がかかってしまうので、惜しまず交換しましょう。
それ以外では、ボンネット内の端の方(ボディ、自動車の骨組み部分)、タイヤが収納されている部分の上部の金属部に錆がないか確認しましょう。
・車内
続いて車内です。まずは喫煙車か禁煙車かを確認しましょう。喫煙する方であれば問題ないかもしれませんが、非喫煙者の方からすると車内に染みついたタバコの匂いは耐え難いものです。
車内は何かが壊れているからといって、直接自動車が走行できなくなったりする原因になる場合は少ないので割と好みや、みなさんの求めるレベルによります。
ハンドルの革が劣化しすぎていないか、シートは破けていないか、実際に乗車してみて座り心地は良いか、目線の高さは運転しやすそうか、メーター類は見えやすいか、スイッチ類は扱いやすいか、オーディオの音質はどうか、など人それぞれに好みや許容範囲があると思うのでお好みで細かく確認しましょう。
・下回り
下回りとは自動車の底面のことを指します。下回りは普通に自動車がおいてある状態での確認は難しいですがとても大切な確認項目となります。販売店の方に相談し、ジャッキアップしてもらうかリフトに乗せてもらいましょう。
下回りはタイヤが巻き上げた泥や砂、水が一番当たる部分です。うまく錆止め剤が塗られていなかったり、手入れが雑で合った場合、すごい錆になっている場合もあります。錆がすごかった場合は購入を控えるようにしましょう。
下回りを見るタイミングでエンジン下部を確認するのも良いでしょう。ボンネットから見た状態では確認できなかったオイル漏れなどを確認できる場合もあります。
ドライブシャフト(エンジンの動力をタイヤに伝える軸)にゴムで覆われた部分がありますが、そこが破けていないかも確認しましょう。破けていると車検に通らない場合があります。
・エンジンの始動性
実際にエンジンをかけてみて始動性の確認をするのも大切です。鍵を回すかスタートボタンを押してから「キュキュキュ」とセルモーター(エンジンを始動させるモーター)の音を聞き、力強い音で1〜3秒くらいでエンジンが始動すれば始動性は良好と言えるでしょう。
逆に弱々しい音でエンジンのかかりが悪い場合、バッテリーの劣化やセルモーターの劣化が疑われるため、バッテリーをまずは変えてみて改善しなければセルモーターを変えるといいと思います。
そのままにしておくと出先でエンジンがかからなくなり、レッカーを頼まなければならないことになるため注意しましょう。
私も出先でバッテリーが上がってしまい、バッテリー救急というサービスで数万円かけて直してもらった事があります。気をつけましょう。
・パワーステアリングの動き
エンジンを始動させたらパワーステアリングの確認もしましょう。パワーステアリングとは、電動または油圧でハンドルの動きを軽くしてくれるアシスト機能です。エンジンをかけないと起動しません。パワーステアリングが壊れるとハンドルが重くなり最悪の場合回せなくなります。エンジン始動後の停車時にハンドルがスムーズに回せれば良好と言えるでしょう。壊れていては多分恐ろしくハンドルが重いはずです。
・窓ガラス
窓ガラスは実際に見てみると細かな傷が入っていたりと、サイトの写真では確認できない部分も多いためじっくり確認しましょう。
・トランクルームの中
トランクルームの中もサイトの写真では確認しづらい項目の一つです。トランクルームの確認項目としては、スペアタイヤ(予備のタイヤ、搭載していない車種もある)とジャッキ(こちらも搭載していない車種もあり)の状態を確認しましょう。万が一の際に使えない状態であったら意味がありません。またマットを剥がしてみてボディの金属部に錆がないか確認しましょう。錆がある場合、どこからか雨漏りしている可能性もあります。
・ドアの開閉
ドアの開閉もチェックしましょう。ドアを開閉するときに変な音がしないか、強く閉めないと閉まらないなど不具合がある可能性があります。
・オートウィンドウの動き
オートウィンドウとは自動車の左右の自動で開閉できる窓ガラスのことです。オートウィンドウを開け閉めしてみて極端に開け閉めが遅いとオートウィンドウを動かすモーターが弱てきている可能性があります。オートウィンドウが壊れても走行できなくなることはありませんが、開けた状態で閉まらなくなってしまった場合、雨や強風でとても不快な状態になってしまいます。ここも購入前に確認しておきましょう。
・ワイパーの動き
ワイパーの動きも確認しましょう。ワイパーの動作が悪いと雨天時に視界が悪く事故につながる可能性があります。ワイパー動作の確認時はウォッシャー液を出してワイパーのゴムに負担をかけないようにし、ついでにウォッシャー液の出の状態も確認しましょう。
・灯火類
灯火類も確認しましょう。ヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーなどしっかり点灯するか確認しましょう。ここに関しては車検の取得に必要不可欠な部分ですし、販売店の方もきちんと確認しているはずですので軽く点灯確認をすればOKです。
まとめ
以上が初めて中古車を買うときに知っておくべき注意点ということでチェックするべきポイントを詳しく解説しました。
中古車は100万円〜数百万円と大金をかけて買うものですので、慎重に今回解説したポイントを参考に後悔しない中古車選びをしてください。みなさまが最適で最高のカーライフを送れるように有益な情報を発信していきます。
また質問等ありましたら、インスタグラムのDMやお問合せ欄にて対応します。よろしくお願いします!