車を買う

社会人1年目で車は買える?ローンの組み方や車選びに失敗しない方法

初めまして、ずみです

私は昔からスポーツカーが好きで「社会人になったらスポーツカーを買うぞ!」と意気込んで、現在社会人3年目となりましたが2台のスポーツカー(合わせて900万円ほど)を所有しています。

この記事を読みに来てくださった方も自分のように「社会人になって稼げる様になったら車を買おう!」と元々買うつもりだった方、通勤で必要な方、車で旅行に行きたいと思った方、それぞれだと思います。

しかし、社会人1年目だと収入も多くなく、頭金もあまり用意できず、信用情報もあまりないためローンが通らないなど、車を買うということはなかなか難しいものだと思います。

ここでは自分が実際にスポーツカーを購入した経験と購入するまでに得た沢山の情報から、新入社員でも車を買う方法について紹介させていただきます!

目次

1、車を購入するのに必要な費用

2、社会人1年目で車を買うのは難しい?

3、社会人1年目でローンは組める?

4、社会人1年目でローンを通りやすくする方法

5、車を購入するためにやるべきこと

6、カーリース・レンタカーという選択肢も!

7、社会人1年目からカーライフを満喫!

車を購入するのに必要な費用

車の購入する費用には車両の代金と他に初期費用がかかります。
車の初期費用は車両価格の10〜20%が相場とされています。
例えば200万円の車を購入したら20〜40万円ほど費用がかかると考えるといいと思います。

初期費用には以下の様なものがあります

必ずかかる費用 
・自動車税(排気量に応じて異なる)
・環境性能割(燃費に応じて異なる)
・重量税(車両重量に応じて異なる)
・自賠責保険(購入する期間で異なる)
・リサイクル料(車種また新車・中古車等で異なる)

必要に応じてかかる費用
・登録代行費用(2〜5万円ほど) 
・納車(陸送)費用(販売店に取りに行けば無料なのがほとんど)
・車庫証明代行費用(3千円〜1万円ほど)
・検査登録費用(5千円〜1万円ほど)
・希望ナンバー(5千円〜1万円ほど)

電気自動車やハイブリッド車など環境に良いとされる車は補助金が出たり、税制優遇があったりしますので参考までに頭に入れておくといいでしょう。

社会人1年目で車を買うのは難しい?

車を購入するには、基本的に少なくとも車両価格が100万円、それにプラスして初期費用等がかかります。さらに購入した後も駐車場代や任意保険、日々のガソリン代などの維持費もかかります。ここまでお金がかかるものを社会人一年目で購入することができるでしょうか。

購入する車の予算は、一般的に年収の半分程度が好ましいと言われています。
今の日本の新卒新入社員の平均年収は200〜250万円とのことです。なので初期費用込みで100〜125万円の車を購入するのが好ましいと言えますが、この条件を満たす新車は現在の日本に3車種程度しかありません。なかなか厳しい現実ですね。

社会人一年目でローンは組める?

社会人一年目で車の購入を考えている方は、ローンで買うことを考えている方がほとんどだと思います。車を購入するのに使えるローンは次のものがあります。

・銀行ローン(金利1〜3%ほど)
・ディーラーローン(金利3〜8%ほど)
・自社ローン(金利0%の場合もあり)

金利はもちろん低い方がいいですが、金利が低いローンほど審査が厳しくなってきます。
また自社ローンは金利0%と破格の数字ですが、そもそも車両価格が高かったり、頭金をたくさん出さなければいけないなどの可能性もあるので注意が必要です。

社会人一年目でローン審査を通りやすくする方法

社会人1年目だとまだ収入を得たという実績が少なく、信用情報も低いためローン審査が通らないという話も耳にするのが現実です。

ではどうすれば社会人一年目でローン審査を通すことができるのでしょうか
まずはそもそもローン審査が通りやすい人とはどういう人なのか簡単にまとめました

ローン審査が通りやすい人
・年収が高い人
・勤めている会社の信頼が高い人
・勤続年数が長い
・他にローンを組んでいない
・信用情報に問題がない(過去に滞納などしていない)

これを見て、「社会人1年目の自分には全然当てはまらないじゃん!」と感じた方もいると思いますが安心してください!
自分の経験と合わせて解説していきたいと思います

審査に一番影響する年収について
社会人1年目の方ではまだ年間通して給料を貰っておらず、年収がいくらか分かりませんよね。では社会人一年目の方をどうやって審査をするかというと、見込み年収で審査をされます。
見込み年収とは、現在の平均的な月収をもとに見込まれる年収を計算したものです。
例えば、平均月収が20万円なら20万円×12ヶ月で見込み年収は240万円となります。

社会人1年目の年収はどの職種でもそこまでの差はないですし、簡単に上げられるものでもないのであまり考えないものとします。

勤めている会社の信頼度について
現在働いていてローンを返済する能力があっても、会社が倒産して収入が突然無くなってしまったら、ローンの返済ができなくなってしまいますよね。
そうならないようにローン会社はあなたが勤めている会社も考慮して審査します。
なので公務員や上場している大手企業等の社員の方は会社が倒産する可能性が低いと判断されローン審査が通りやすくなる傾向があります。

公務員や大手企業等の安定した職に就いているとローン審査が通りやすい傾向が見られます。しかし、だからと言って中小企業等に勤めているからローン審査に落ちるなどという事はありません。安定した収入があればローン審査は通すことができます。

勤続年数について
勤続年数が長い人ほどローン審査が通りやすい傾向にあります。勤続3年以上ですと社会的信頼度が大きく高まり、ローン審査が通りやすくなるラインと言えるでしょう。
しかし、勤続年数はどうしようもないので今回は無視して話を進めます。

他に契約しているローンについて
他に契約しているローンがあると、新しく車のローンを組んだ際に必然的に月々の返済金額が上がってしまいます。月々の収入に対して月のローン返済額の占める割合は多くても30%以内が目安と言われています。
他に契約しているローンと新しく組むローンを合わせたときに返済額が月々の収入の30%以上になってしまうと審査が通りづらくなってしまいますので、ローンは計画的に組みましょう。

信用情報について
信用情報とは、クレジットカードや各種ローン等の契約について、契約内容から支払い状況等の取引内容を登録した個人の情報です。
過去にローンをしっかり返済していたり、クレジットカードの支払いに問題がないことなどが信用情報として記録されています。
過去にクレジットカードの支払いを滞納した記録などがあるとローンの審査に影響します。

この信用情報が社会人1年目でローン審査を通りやすくする肝となる情報です!

信用情報とは、上記の通り、過去にローンを完済したことやクレジットカードの支払いを問題なく行ったことなどで信用度が上がってきます。
信用情報を高めることが社会人1年目の方にとって、ローン審査を通しやすくする一番簡単かつ有効な方法と言えるでしょう。

具体的な方法としては、クレジットカードを作成し、コンビニなどで少額でもいいのでクレジットカードで支払いをしてください。
その後、問題なく引き落とされれば、この方は「きちんと返済能力のある人」だと判断され、信用情報を高める事ができます。

ぜひこの方法を活用してローン審査に有利な要素を作っていきましょう!

車を購入するためにやるべきこと

ここからは車を実際に購入するために必要なことについて解説していきます。

まず簡単に車を買おうとしてから納車されるまでの流れを簡単にまとめてみました。

1、欲しい車を探す
2、実際に販売店に車を見に行く(試乗も推奨)
3、見積もりの取得
4、契約
5、納車

1、欲しい車を探す

まずはなんと言っても自分が欲しい車を決めて探すことからスタートです。
車選びの基本として、予算を決め、使用目的を明確にし、それぞれの考えに見合った車を選ぶようにしましょう。新車を購入するか、中古車にするかも最初に決めておきましょう。
見た目がかっこいい、車内がかっこいい、色が好き、なんでも良いと思います。
好きなメーカーがあるのであれば、メーカーを絞って探すのも候補が絞れて良いと思います。

車を探す方法として新車を購入希望の方は、それぞれのメーカーのホームページで探す、又は販売店に最初から行ってみるといいでしょう。

中古車の購入を希望している方は「カーセンサー」「グーネット」がおすすめです。
カーセンサーはリクルートが運営する全国の中古車検索が可能なサイトです。メーカーで検索できたり、予算内で検索できたりととても快適かつ簡単に中古車を探す事ができます。
自分もカーセンサーで見つけた車を購入しています。
グーネットもカーセンサーと同様にとても簡単に中古車を検索する事ができます。登録台数は日本国内で50万台以上と、皆様の条件に合った理想の1台を見つけられる事でしょう。

中古車・中古車情報なら【カーセンサー】

中古車・中古車情報・中古車販売なら【グーネット】

2、実際に販売店に行ってみる

欲しい車が見つかったら実際にディーラーや販売店に行ってみましょう
販売員の方から説明を受けたり、実際に現物を見たりして自分の条件に合っているか、納得するまで検討するのが良いでしょう。
外観と機能説明で納得しても、実際に乗ってみたら乗り心地があまり自分好みでないなどと感じる可能性もありますので、試乗が可能なのであればすることを強くお勧めします。

3、見積もりの取得

欲しい車を決め、販売店に行き現物を見て納得ができたら見積もりを出してもらいましょう。見積額の内訳は基本的に下記の通りとなります。

・車両価格
・オプション価格
・自動車税や消費税などの税金
・納車費用などの諸費用
・下取り額や

この5つの項目の合計が総額となります。この中で気をつける点はオプションです。店舗によっては基本位的なパーツがセットとなったオプションを最初から記載している場合があるため、自分にとって不要なオプションなどがないか内容をよく確認しましょう。
また新車購入の場合は複数の販売店で見積もりを取ると各販売店の比較ができ、お得に購入できるのでお勧めです。
中古車に関しては、実物が1台しか存在しないため比較はできませんので注意が必要です。

4、契約

実際に車を見て、試乗して、見積もりにも納得できたらついに契約です!
車の契約には様々な書類が必要ですが、基本的には販売店が用意してくれます。
自分で用意すべき書類は基本的に以下の3つです。

・実印
自分が所属する市区町村の役所で正式に登録した印鑑。軽自動車の場合は認印でも可能です。 

・印鑑証明書
実印登録後、市区町村の役所で発行できます。軽自動車の場合は住民票となります。

・車庫証明書
購入した車を停める予定の駐車場を管轄する警察署に申請します。軽自動車の場合、車庫証明が不要な場合もあります。

5、納車

契約が完了したら、納車となります。
納車にかかる期間は、新車に関しては2ヶ月〜4ヶ月ほど(2023年現在、半導体不足の影響で1年以上かかるケースもあるそうです。購入前に販売店に聞いてみてください。
中古車は1週間〜1ヶ月ほどかかります。
納車の方法は販売店に直接行って受け取るか、自宅などまで陸送してもらうかの2つとなります。陸送費は数万円かかる場合もあるので出費を抑えるには販売店で受け取るのがお勧めです。

カーリース・レンタカーという選択肢も!

車を購入することはハードルが高い場合も多く、乗る頻度も多くなさそうという方にはカーリースやレンタカーもお勧めです。

カーリースとは、リース会社が購入した車を月々定額の料金で貸し出してくれるサービスです。年単位で中長期的に借りる事ができ、借りている間はマイカーのように使う事ができます。初期費用や車検、重量税などの定期的に発生するまとまった出費の心配がないなどのメリットもありますが、途中で解約すると違約金が発生することや、場合によっては車を購入してしまった方が安いこともあるのでメリット、デメリットを考慮して選ぶ必要があります。

レンタカーは使用したことがある方が多数だと思うので説明は割愛します。
レンタカーは数ヶ月に1〜2回ほどしか車に乗らない方であれば、合理的であると思います。しかし毎回レンタカー店に車を借りに行かなければならず、車を使用したいときにすぐ使えないなどのデメリットもあります。

社会人1年目からカーライフを満喫!

車を購入することはやる事が多く、かつ費用も多くかかるということでハードルが高いと感じる方の多いと思いますが、この記事を参考に少しでもみなさんが車の購入に前向きになって行動していただけたらと思います。
車を購入して旅行に行ったり、買い物に使ったり、友達や家族とドライブに行ったりと車の可能性は無限大です!


これからも車に関する有益な情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いします!