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スポーツカーに乗りたい!価格高騰中の国産中古スポーツカーの中で初心者にもおすすめのスポーツカーまとめ【1990年〜2010年式まで】

こんにちは、ずみです!

当ブログでは皆様がそれぞれ最適で最高のカーライフを送れるように有益な情報を発信しています!

今回はスポーツカーに乗りたい!価格高騰中の1990年〜2010年に発売された中古スポーツカーの中で初心者にもおすすめできるスポーツカーを紹介していきます。
※最終販売日が2010年を超えているものもあります。ご了承ください。

私は現在、DC2インテグラ(1997年式)とJZA80スープラ(1995年式)を所有しているスポーツカー好きです。DC2に関しては3年弱ほど所有しています。今から30年弱前の生産されたスポーツカーを維持してきたその経験からも、沢山のことをお伝えできたらなと思います。

参考までに私のスポーツカー購入経歴です。

2020年4月:新社会人として入社
2021年2月:DC2インテグラタイプR購入(200万円ほど)
2022年12月:JZA80スープラRZ購入(700万円ほど)

私は車にほぼ全てを振っている生活をしています。それはそれでとても楽しいですがおすすめはできません(笑)。しかし100万円〜300万円ほどのスポーツカー1台の購入であれば、ガラッと生活も変わることなくスポーツカーライフを始めることができると思います。

しかし1990年〜2010年のスポーツカーはそれなりに年式も古く、修理しなければならない箇所などが増えてくるため、車両価格以外にも沢山のことを考慮しなければなりません。

沢山のことを考慮した上で私がおすすめと考えるスポーツカーをまとめてみましたので、ぜひ最後まで見ていってください!

おすすめスポーツカー

・HONDA シビックタイプR(FD2型)

・HONDA S2000(AP1,AP2型)

・MAZDA ロードスター(NB6C、NCEC型)

・SUBARU インプレッサ WRX STI(GDB、GRB型)

・MITSUBISHI ランサーエボリューション(CT9A型)

・NISSAN フェアレディZ(Z33、Z34型)

HONDA シビックタイプR(FD2型)2007〜2010年

HONDAシビックタイプR(FD2型)はHONDAが誇るタイプRの名前を持つシビックの3代目となる車両です。
4枚ドアでセダンタイプと実用性も高いスポーツカーで、人気も高く、街中でも見かける回数は多く感じます。
スペックは以下の通りです。

駆動方式:前輪駆動
エンジン:K20A型 1,998cc 直列4気筒 DOHC i-VTEC
最高出力:225ps/8,000rpm
最大トルク:21.9kgf•m/6,000rpm
車両重量:1,270kg
変速機:6速MT
乗車定員:4人
燃費:12km/L

排気量約2Lのエンジンで225馬力を発揮するK20Aエンジンはアクセルを踏むと気持ちよく加速してくれます。私も何度か運転したことがありますが、低速からトルクがとてもあり、高回転ではVTECの気持ち良い加速を感じられます。
乗り心地はサーキット走行を重視した結果、当時のタイプR史上最悪の乗り心地と評されていました。こちらはサスペンションの変更等でどうにかなりますので安心してください。
またホンダは部品の廃盤が早く維持が大変とよく言われますが、FD2に関しては比較的年式も新しいため現状は大丈夫とのことです。

普段は街中やワインディングを走り、たまにサーキットに通いたいという方にとてもお勧めできる車となっています。

HONDA S2000(AP1、AP2型)1999〜2009年

HONDA S2000はホンダが久しぶりに開発した後輪駆動のスポーツカーとなります。 
乗車定員2名と普段の実用性には優れませんが、スポーツカーを楽しみたい方にはとてもおすすめできる車です。またオープンカーでもあり帆を開けて走る気持ちよさは格別です。
AP1とAP2型で見た目はほぼ変わりないですが性能に差があります。
スペックは以下の通りです。

AP1型

駆動方式:後輪駆動
エンジン:F20C型 1,998cc 直列4気筒 DOHC VTEC
最高出力:250ps/8,300rpm  
最大トルク:22.2kgf•m/7,500rpm
車両重量:1,240-1,260kg
変速機:6速MT
乗車定員:2人
燃費:10km/L

AP2型

駆動方式:後輪駆動
エンジン:F22C型 2,198cc 直列4気筒 DOHC VTEC
最高出力:242ps/7,500rpm  
最大トルク:22.5kgf•m/6,300rpm
車両重量:1,250-1,270kg
変速機:6速MT
乗車定員:2人
燃費:10km/L

AP1型は排気量約2Lの自然吸気エンジンで250馬力を発揮するという脅威的な性能のエンジンを搭載しています。前後重量バランス50:50という理想的な重量配分で、軽快で楽しいスポーツカーとしてデビューしています。
9,000回転まで回るエンジンは乗り手をやる気にさせる。そんなエンジンです。

AP2型は排気量をAP1から200ccアップさせ最大出力は242馬力と下げたものの、低速からのトルクを増やし、ジオメトリーの変更によりトラクション性能向上といったマイナーチェンジを行なっています。乗り味もマイルドになりAP1と比べると一般道向けになったと言えます。トルクアップの関係で高速道路の巡航も快適になっています。
しかし最大回転数が8,000回転に落ちてしまったため、サーキットやワインディングで高回転までエンジンを回して走りたいという方はAP1をおすすめします。

FD2と同じく部品供給もまだあるとのことですので、維持も比較的楽であると思います。

ワインディングとサーキットをそれなりに走りたい方にとてもおすすめの車です。

MAZDA ロードスター(NB6C、NCEC型)1998〜2015年

MAZDAロードスターはMAZDAが販売する、後輪駆動のオープンスポーツカーです。
ロードスターは現在でも比較的安価で買える数少ない後輪駆動のスポーツカーとしてとても人気がます。人気があり台数が多く販売されているため、修理部品、カスタム部品等も豊富にありとてもおすすめできる車です。
NB6C型は1998〜2005年に販売され、そこからフルモデルチェンジされたNCEC型は2005〜2015年まで販売されました。
NB6C型とNCEC型のスペックについては以下の通りです。

NB6C型

駆動方式:後輪駆動
エンジン:B6-ZE型 1,598cc 直列4気筒 自然吸気
最高出力:125ps/6,500rpm  
最大トルク:14.5kgf•m/6,000rpm
車両重量:1,000-1,120kg
変速機:5速MT
乗車定員:2人
燃費:14km/L
※その他にもグレードによって多数スペックが存在します。

NCEC型

駆動方式:後輪駆動
エンジン:LF-VE型 1,998cc 直列4気筒 自然吸気
最高出力:170ps/6,700rpm  
最大トルク:19.3kgf•m/5,000rpm
車両重量:1,090-1,140kg
変速機:6速MT
乗車定員:2人
燃費:11.8km/L

ロードスターは車体の軽量さとホイールベースの短さでコーナーリング性能がとても高く、ワインディングやサーキットを走ると思わずニヤけてしまうと思います。
それでいて燃費もよく、排気量も小さいため、自動車税も安いため維持も比較的容易と言えます。
ロードスターのデメリットは馬力が低いことですが、実際に乗ってみると後輪駆動のトラクションの良さと、車体の軽さによって低馬力とは思えない加速をしてくれます。
燃費もスポーツカーにしては良いことから維持も比較的安価で行えます。
NA6C型というNB6C型より前の車種も存在しますが、値段の高騰が激しく、なかなか手が出しづらい価格となっているため省かせていただきました。

見た目が可愛いと女性からも人気が高く、内装もおしゃれなのでデートカーにもできてスポーツ走行も楽しめるというおすすめの一台です!

SUBARU インプレッサ WRX STI(GDB、GRB型)2000〜2010年

SUBARUインプレッサWRX STIはスバルが販売する4WDスポーツカーです。普段使いでも苦にならない4枚ドアであり、4WDのため雪道の走行も可能。馬力も純正で280馬力とハイパワーでスポーツ走行も楽しめる。欲張りな方でも楽しめる車だと思います。
スペックはそれぞれ以下の通りです。GDB型とGRB型に分けて説明します。

GDB型

駆動方式:4輪駆動
エンジン:EJ20型 1,998cc 水平対向4気筒 ターボ 
最高出力:280ps/6,400rpm  
最大トルク:43.0kgf•m/4,400rpm
車両重量:1,390kg
変速機:6速MT
乗車定員:5人
燃費:10km/L

GDB型は2代目インプレッサとして2000年〜2007年まで販売され、その中で丸目と呼ばれるヘッドライト形状をした前期タイプ、涙目と呼ばれる形状をした中期タイプと鷹目と呼ばれる後期タイプに分けられます。

丸目と呼ばれる前期型
涙目と呼ばれる中期型
鷹目と呼ばれる後期型


それぞれ見た目は大きくチェンジされましたが、性能も細かく進化しています。
中でも人気が高いのが涙目と呼ばれるタイプでスバルがWRC(ワールドラリーチャンピオンシップ)でチャンピオンとなった車種となります。ペター・ソルベルグ(WRCドライバー)が駆る流星カラーのインプレッサに憧れる方も多いと思います。
4WDで280馬力の加速感は想像以上のものでした。
価格が高騰している一台ではありますが、まだ手の届く範囲内ですので購入を迷っている方はぜひ乗ってみてほしい一台です!

GRB型

駆動方式:4輪駆動
エンジン:EJ207型 1,994cc 水平対向4気筒 ターボ 
最高出力:304ps/6,400rpm  
最大トルク:43.0kgf•m/4,400rpm
車両重量:1,470-1,490kg
変速機:6速MT
乗車定員:5人
燃費:10km/L

GRB・GVB型は3代目インプレッサとして2007〜2010年まで販売されました。GRB型は今までのセダンボディから一新しハッチバックボディとなりました。ハッチバックタイプのため開口部が大きく大きな荷物も積めるため、さらに実用性を増したスポーツカーと言えます。その分GDB型と比べ重量は重くなってしまいましたが、純正で300馬力超えを達成したGDB型と比べても更にハイパワーなマシンとなりました。
年式も新しいため、維持も比較的容易であり純正で300馬力を楽しめる希少な車両です。価格高騰もこちらはそれほど進んでいないため、今が買い時のスポーツカーです!

MITSUBISHI ランサーエボリューション(CT9A型)2001〜2007年

画像はエボⅨ

MITSUBISHIランサーエボリューションは三菱が発売するセダン型のスポーツカーです。
WRCで勝利するために開発され、軽量4WDハイパワーの三拍子の揃った高い性能を持つスポーツカーと言えます。
CT9A型には通称エボⅦ、エボⅧ、エボⅨがありそれぞれマイナーチェンジが施されていますが、まとめて紹介させていただきます。スペックは以下の通りです。

駆動方式:4輪駆動
エンジン:4G63型 1,998cc 直列4気筒 ターボ 
最高出力:280ps/6,500rpm  
最大トルク:41.5kgf•m/3,000rpm
車両重量:1,320-1410kg
変速機:5 or 6速MT
乗車定員:5人
燃費:9km/L

CT9A型に搭載される4G63型エンジンは最大トルクを3,000回転※から発生するという、低速からの加速性能に長けておりWRCの技術を盛り込んだ仕様となる。※エボⅧ、Ⅸの仕様
高回転側ではMIVEC機構(可変バルブタイミング・リフト機構)が作動し高回転でもパワーが出せるようになっています。
5人乗り4枚ドアで実用性にも長けており、軽量ハイパワーのためワインディングやサーキットに持ち込んでも十分楽しめます。チューニングの伸び代も高く、筑波サーキットにおいてタイムアタックをしているファイヤー安藤さんはエボⅨでチューニングカーとしての最速記録を今年記録しました。
現在価格高騰により、状態の良いものでエボⅨになりますと300〜400万円ほどとなかなか購入しづらい領域まで来てしまいましたが、買って損はない一台だと思います。

NISSAN フェアレディZ (Z33型)2002〜2008年

日産が発売するフェアレディZは遡ると初代S30型が1969年に発売され、現在に至るまで販売されているロングセラーモデルと言えます。
その中でもZ33型は他のスポーツカーと比べ、比較的安価でありながらV6気筒エンジンを搭載し最大出力313馬力を発揮するという魅力的なスポーツカーです。
スペックをまとめます。

駆動方式:後輪駆動
エンジン:VQ35DE・HR型 3,498cc V型6気筒 自然吸気 
最高出力:313ps/6,800rpm  
最大トルク:36.5kgf•m/4,800rpm
車両重量:1,430-1,550kg
変速機:6速MT
乗車定員:2人
燃費:9.7km/L

約3.5Lのエンジンを搭載した国内においては大排気量スポーツカーの部類に入るZ33型は自然吸気エンジンながら300馬力オーバーを達成し、フラットなトルク特性で扱いやすいハイパワースポーツカーと言えます。
重量が重くあまり人気がないのが安価な理由として考えられますが、安価でこのスペックのエンジンの車に乗れるのはとても魅力的だと思います。
しかしながら排気量が多いため、自動車税の納税額は他車種と比べ高くなってしまうため注意が必要です。
ドリフト練習にももってこいなのではないでしょうか?
検討してみる価値はあると思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?ほしい車種、乗ってみたい車種はありましたか?
今の時代スポーツカーは希少なものとなってしまいましたが、まだまだスポーツカー文化は終わっていません。
ぜひスポーツカー購入を前向きに検討して、スポーツカーライフを始めていきましょう!

他にも車の購入に関する記事を書いていますのでそちらもご覧ください!